育毛剤.jp» ブログ» どのくらい抜けたら薄毛のサイン?ヘアサイクルについて
こんにちは。
最近、相談を受けた内容なのですが、「毛がどのくらい抜けたら薄毛のサインなのか?」 これは難しい質問でした。なぜなら抜け毛の量には個人差があり、「1日に○○本抜けたから薄毛になります」などの基準がないからです。
髪の毛というのは、ご存知のとおり、一定のヘアサイクルで伸びたり抜け落ちたり、また新しく生えたり、を繰り返します。ですので、毛が抜けたからと言って落ち込む必要なないのです。 ではヘアサイクルについて、詳しく説明していきたいと思います。 実は・・・
髪の毛の数には個人差がありますが、それぞれ生まれたときから決まっていて、一度に全部が生えているわけではなく、それぞれ別の周期で、成長期や退行期、休止期を繰り返すことによって、常に同じくらいの毛量が生えていることになるのです。
まず、「成長期」と呼ばれている状態では、毛母細胞が細胞分裂を盛んに繰り返すことで、髪が伸びていく期間のことを言います。この時期は毛細血管から栄養を取り入れ、毛根で随時毛が作られています。
ちなみに、正常なヘアサイクルであれば、通常2~6年が成長期で、通常であれば頭皮全体の約9割がこの段階にあると言われています。
次に「退行期」ですが、髪の毛の色を決定する色素の細胞が活動を緩める時期でもあります。この期間は約2週間ほどです。
最後に「休止期」です。これは3ヶ月ほどの期間があり、髪の成長や、細胞分裂なども完全に止まってしまう期間です。休止期が終わると、古い髪が抜け落ち、また髪の毛の製造を始める成長期へと突入します。
これが、正常なヘアサイクルです。人間はこのヘアサイクルを一生のうちに15回ほど繰り返すようです。 と言っても、動物のように一気に毛が抜ける季節や時期があるわけではなく、それぞれ違う周期で徐々に抜けたり生えたりを繰り返すため、一度に大量の毛が抜けるということは、通常ではありえません。
ということは、毎日徐々に抜け毛が出てくるのは正常なことで、また、人それぞれ髪の本数も違うため、他人と比べて抜け毛の量が多いからと落ち込む必要はないということです。 平均であれば、1日に100本ほど抜けてもなんら心配はいらない量なのです。
ただ、残念ながら老化によって、成長期の髪の本数は減ってきてしまいます。これは、老化現象ですので避けられないと言われています。アンチエイジングのサプリなどで、年齢を重ねても若々しい髪を保っている人も最近は増えてきましたが・・・。
気をつけないといけないのは、まだ20代~40代くらいの若い世代であるにも関わらず、以前より抜け毛の量が確実に増えてきた。という状態です。
これはヘアサイクルになんらかの異常が生じて、本来抜けるはずのない毛が抜けているということになるからです。 これが最近話題になっている男性型脱毛症(AGA)なんです。
抜け毛があるからと、むやみに悩んでストレスをかかえるのではなく、正常なヘアサイクルの周期を知り、抜け毛の量に大きな変化がない場合は、また生えてくるから!と楽観的にとらえることも大切なことです。
育毛剤にはたくさんの種類があります。自分の頭皮状態に合った育毛剤を選ぶことが重要です。
育毛剤選びのポイントをいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。
どうせやるなら徹底的にやりましょう!より育毛を上げるための方法をご紹介します。
正しい育毛生活は、規則正しい生活に宿ります。まずは生活習慣を見直しましょう。
育毛剤には本当に「副作用」があるんでしょうか?そんな疑問にお答えします。
どのくらい抜けたら薄毛のサイン?ヘアサイクルについて
こんにちは。
最近、相談を受けた内容なのですが、「毛がどのくらい抜けたら薄毛のサインなのか?」
これは難しい質問でした。なぜなら抜け毛の量には個人差があり、「1日に○○本抜けたから薄毛になります」などの基準がないからです。
髪の毛というのは、ご存知のとおり、一定のヘアサイクルで伸びたり抜け落ちたり、また新しく生えたり、を繰り返します。ですので、毛が抜けたからと言って落ち込む必要なないのです。
ではヘアサイクルについて、詳しく説明していきたいと思います。
実は・・・
髪の毛の数には個人差がありますが、それぞれ生まれたときから決まっていて、一度に全部が生えているわけではなく、それぞれ別の周期で、成長期や退行期、休止期を繰り返すことによって、常に同じくらいの毛量が生えていることになるのです。
まず、「成長期」と呼ばれている状態では、毛母細胞が細胞分裂を盛んに繰り返すことで、髪が伸びていく期間のことを言います。この時期は毛細血管から栄養を取り入れ、毛根で随時毛が作られています。
ちなみに、正常なヘアサイクルであれば、通常2~6年が成長期で、通常であれば頭皮全体の約9割がこの段階にあると言われています。
次に「退行期」ですが、髪の毛の色を決定する色素の細胞が活動を緩める時期でもあります。この期間は約2週間ほどです。
最後に「休止期」です。これは3ヶ月ほどの期間があり、髪の成長や、細胞分裂なども完全に止まってしまう期間です。休止期が終わると、古い髪が抜け落ち、また髪の毛の製造を始める成長期へと突入します。
これが、正常なヘアサイクルです。人間はこのヘアサイクルを一生のうちに15回ほど繰り返すようです。
と言っても、動物のように一気に毛が抜ける季節や時期があるわけではなく、それぞれ違う周期で徐々に抜けたり生えたりを繰り返すため、一度に大量の毛が抜けるということは、通常ではありえません。
ということは、毎日徐々に抜け毛が出てくるのは正常なことで、また、人それぞれ髪の本数も違うため、他人と比べて抜け毛の量が多いからと落ち込む必要はないということです。
平均であれば、1日に100本ほど抜けてもなんら心配はいらない量なのです。
ただ、残念ながら老化によって、成長期の髪の本数は減ってきてしまいます。これは、老化現象ですので避けられないと言われています。アンチエイジングのサプリなどで、年齢を重ねても若々しい髪を保っている人も最近は増えてきましたが・・・。
気をつけないといけないのは、まだ20代~40代くらいの若い世代であるにも関わらず、以前より抜け毛の量が確実に増えてきた。という状態です。
これはヘアサイクルになんらかの異常が生じて、本来抜けるはずのない毛が抜けているということになるからです。
これが最近話題になっている男性型脱毛症(AGA)なんです。
抜け毛があるからと、むやみに悩んでストレスをかかえるのではなく、正常なヘアサイクルの周期を知り、抜け毛の量に大きな変化がない場合は、また生えてくるから!と楽観的にとらえることも大切なことです。