体調への影響
体調への影響は、主に医薬品の育毛、発毛促進剤に見られる副作用です。
例えば、リアップの有効性分であるミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として用いられてきたものです。
ミノキシジルの高血圧治療での副作用に、発毛、多毛症が見られたため、その発毛効果が育毛剤として利用されることになりました。
したがいまして、低血圧の人の使用には注意が必要です。
ミノキシジルの主な副作用は、頭痛、めまい、動悸、不整脈、胸の痛み、原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみなどです。
心臓や腎臓に持病がある場合、持病を悪化させることもあります。
また、のむ育毛剤(男性型脱毛症の治療薬)であるプロペシアの副作用には、食欲不振、全身倦怠感などの症状がまれに現れます。
このように、副作用は、育毛剤を直接塗る頭皮だけに現れるとは限りません。
医薬品を利用している場合は、特に注意が必要ですので、薬剤師や医師の指示に従って使うようにしましょう。
頭皮への影響
どのような育毛剤であっても、もっとも多く起こり得る副作用は、頭皮のかゆみ、赤み、湿疹、かぶれ、フケと言った頭皮への影響です。